So-net無料ブログ作成
検索選択

「箱庭療法」心理療法カウンセリングジュークHPより [関連HP記事  ]

◆箱庭療法

・箱庭療法は、イギリスの小児科医ローエンフェルトが技法を考案し、その後、スイスのドラ・カルフがユング心理学を基盤として「砂遊び療法」として確立した心理療法で、砂の入った浅い箱の中にクライエントが、模型や玩具を自由に配置させていく技法で、表現療法に位置付けられています。

・作られた作品は言語化されるときもあるが、子供は言葉では表現できない内面を表し、配置していく過程はカウンセラーがクライアントを理解するために、またクライアント自身の心を解放するのに役立つことで、箱庭、絵画などの遊戯療法から派生した表現療法は成人にも有効であることが認められています。

・子供や思春期の人間は複雑な概念や言語の構成が苦手であり、遊びや象徴的な表現の中で、自己表現をすることが多く、非言語的な手法による療法は有意義とされ、教育現場や病院の臨床以外にも少年鑑別所などの機関でも用いられています。

・基本的に自由に見守られながら表現することが重要であり、あくまでも作品のまとまりや全体の構成、テーマなどを理解すべきで、細部までの説明を求めるのは治療的ではないと言われています。


・箱庭療法の具体的なやり方としては、治療者は制作者(治験者)に用意した箱と材料を与え、箱庭を自由に造らせるが、用意される箱の代表的なものは、幅57cm、長さ 72cm、高さ7cmの長方形の内側を水色に塗られた箱で、その中に砂を敷き、様々の模型や玩具を配置して一つの世界を構成します。

・用意される材料としては、家、人、植物、動物、乗り物、家具、岩、橋などの、 様々なミニチュアがあり、制作者はこれらのミニチュアを箱庭の中に自由に置くことによって自分の好みの風景を作り出すことで、制作者は隠されていた本当の心を表現することに繋がって行きます。

・制作者が箱庭を作っている間は、治療者は介入や批評などをせずに見守っていて、箱庭が出来上がった後は、治療者は制作者とともに構成された世界の分析を行い、制作者の心の深い世界に隠された様々の内容を読み取り、また、制作者は深い世界に抑圧されたものを表現することによって、抑圧された感情をカタルシス(浄化)することができます。

・特に子供は言葉が未発達で表現力にも乏しく、言葉を用いて自分の思いを上手く表現することが出来ないために、ストレスや不安などを心の中に溜め込んで終いやすいが、箱庭を造り、表現することで、本来の自己を発見して、自己に確信を持ち、精神の成長を遂げることが可能となり、箱庭造りを通じてカウンセラーも子供の真の心の状態を理解することが可能となります。


・成人にとっても、子供時代に帰ったような箱庭造りは、それ自体が癒しの効果もあり、こうした箱庭療法は、幼児から老人まで男女を問わずあらゆる年齢に効果的なもので、また、適用症例的には、神経症を始め、心身症、緘黙症、統合失調症などといった心の病気の治療に効果を上げています。

・箱庭療法は、制作者の無意識の世界が実に赤裸々に表現されることになるので、制作については、制作者が混乱して取り乱したりしないためにも、必ず専門家と同席の元で行うのが望ましいことです

共通テーマ:健康

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。